NKアグリのMission

NKアグリのミッション
Mission

人々が健やかな暮らしを
育むための食を提供すること

2009年11月5日、NKアグリはノーリツ鋼機株式会社の「食」部門を担うコーポレートベンチャーとして設立されました。
私たちの生命と健康の源であり、暮らしを彩る楽しみでもある「食」。世界で最も急速に高齢化が進む我が国において、健康寿命の延伸は大切なテーマであり、最近はますます「食」へも関心が高まり、よりおいしく、健康に寄与することの出来る「食」の提供が望まれています。また、日本国内での食料自給率の低下や、海外での慢性的な食糧不足など、「食」の安定供給の問題も、今後ますます深刻化していくと思われます。
そんな中、私たちは、「食」を根幹事業のひとつに据え、安心・安全な野菜の自社栽培を始めました。食に関わる事業をさらに発展させ、世界の食事情を改善していくことが、私たちの大きな使命だと考えます。

NKアグリの農業Agriculture

カタチの農業から中味の農業へ

カタチの農業から中味の農業へ

既存の市場流通においては、野菜の形が「キレイであること」、「そろっていること」が厳密に求められており、「見た目」が野菜の価値評価の前提になってしまっています。これらの「見た目」のために選ぶ品種や技術と、栄養や美味しさなどの「中味」のために選ぶそれらは残念ながら異なるものであることが多く、われわれはいずれかを選ばなければなりません。「見た目」が前提である既存の市場流通では、前者を選ばざるを得ないのが現状です。対して、高齢化が進む日本の食に対する需要はここ数年で大きく変化を始めており「健康」「安心安全」「個食」「簡便」など、大量消費の時代とは違った価値が求められています。我々は既存の流通規格をゼロベースで見直し、「美味しさ」と「保健機能」を評価の軸にした新しいバリューチェーンの構築を目指しています。

地域単位ではなく、品目を軸に広域で連携を

地域単位ではなく、品目を軸に広域で連携を

日本の農業は、各地域ごとに出荷団体があり、さらにその中で品目ごとに部会がある、というのが一般的です。出荷団体ごとに消費者や流通の需要に応え、付加価値を持った農業にしていくための取組みは行われていますが、一つの地域ではどうしても出荷できる"旬"の時期に限りがありその効果は限定的です。
対して、消費者や流通からは「気に入ったものは、いつも買えるようにしてほしい」という需要が年々強くなってきています。NKアグリは、品目を軸にして広域で連携することで、"旬"の野菜を周年供給できる体制を作ることに取り組んでいます。おいしい野菜も一つの地域で出来る時期は限られていますが、日本を一つの地域と捉えて、北から南へ少しづつずらして作っていけば、長い期間全国の多くの方にお届けすることが出来ると思っています。

Science & Technologyで流通の情報化、効率化を

Science & Technologyで流通の情報化、効率化を

昨今のテクノロジーの進化によって、様々な情報がインターネットを介して手に入れられるようになり、産業界では急速な情報化が進んでいます。
しかしながら、地域単位の閉ざされた経済活動を主とする農業界は未だその恩恵に授かれていないと感じています。複雑で長いサプライチェーンを介することで生産者のこだわりは消えてしまい、また消費者の需要は生産者にはほとんどつわたっておらず、需要と供給には大きな価値観の差が生まれてしまっています。
また、研究社会においても日本の農林水産業に資するために、栽培技術や、鮮度保持技術、人の健康への有用性など、英知を結集した様々な研究がなされていますが、学会での報告にとどまり現場に実装されていない研究がほとんどです。植物という生き物を育てる仕事であり、天候などの制御不可能な外的要因と付き合っていかなければならない農業こそ、サイエンスやテクノロジーを積極的に利用し、植物、自然の状況を適切にとらえ、情報の流動性を高め、需要に効率的に応えていく努力が必要だと考えています。
NKアグリはユーザーとして、クラウドやIoTなどの新しい技術は積極的に取り込んでいきたいと考えています。